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教官からのメッセージ

航空大学校 実科教官 瀬川 陽


訓練について

 学生は、入学してから卒業するまで2年間、同期と寝食をともにしながらエアラインパイロットになるための基礎知識と技能を学んでいくことになります。この短い期間で何度も国家試験を受験し、さらに技能審査に合格することは並大抵のことではありません。航空大学校生は、同期と協力し、先輩や教官陣の意見も取り入れながら、共通の目的に向かって日夜努力する向上心がなければなりません。教官陣はあくまで学生諸君の基礎知識と技能を付与する手助けしかできません。努力するのは学生自身です。こうして2年後充実した学校生活を終るころには、人間的にも一段と成長し、また、一生の親友もたくさん得ることになるでしょう。航空大学校の優秀な教官陣も将来のエアラインパイロットの育成に使命感を持ち日々努力しています。訓練中はうまくいかなくて悩むこともあると思いますが、同期や先輩、教官陣と協力すれば必ず解決できます。卒業生もそうして航空大学校を巣立っていき、いまや立派なエアラインパイロットとして各方面で大活躍されています。航空大学校教職員一同、皆さんの宮崎・帯広・仙台で有意義な2年間になるようにサポートしますので、何も心配することなく自分の目的を達成できるよう学生生活を過ごしてください。卒業後は、明るい、やりがいのある航空業界が待っています。

休日の過ごし方

 現在は、宮崎に勤務していますので、その美しい海と海岸を利用させてもらったスポーツ(サーフィン)をしています。宮崎県では年中サーフィンができ、航空大学校周辺には自転車でも行けるサーフポイントや、全国的に有名なポイントである木崎浜もあります。雨が降っても楽しめ、お金もかからず、着座している時間が多い仕事の気分転換には最適だと思っています。海では職場以外の異業種のサーファーやプロサーファーとの交流もでき、いつまでも若さを保てるような気がします。サーフィンを始めるときには、自分でここまで「はまる」とは思いませんでしたね。それから、去年、宮崎市でおこなわれている第22回青島太平洋国際マラソンにも参加して完走しました。
 休日以外にも、平日の勤務終了後ジムに行ったり、充実した余暇を楽しんでいます。頭と体力のバランスを考えるようにしています。ただ、怪我をしないように楽しまないといけませんね。

受験生へのメッセージ

 このページをご覧の皆様は、飛行機やパイロットに興味をもたれている社会人・大学生・専門学校生・高校生・中学生、そのほか小学生の方もおられるかもしれません。
 航空大学校は、気力、体力、学力等、人間性の調和の取れた生活が送れるような人材を求めています。また、受験資格を満たしているあらゆる人に対して門戸を開いています。「受験資格がある限り何度でも。」という意欲があれば、きっと受け入れられると思います。飛行機に興味があり、ずっと興味を持ち続けられると思うなら、あきらめず、粘り強く挑戦してみてください。夢は思い続けているだけではだめだと思います。夢に向けて一歩一歩努力し続け、行動することでかなうものと思います。航空大学校の教職員、在校生一同、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。





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