独立行政法人　航空大学校

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幼い頃から飛行機は好きで、実家から見える関西国際空港から飛び立つ飛行機をよく見ていました。パイロットを目指そうと思ったのは高校生の時です。部活を辞めて目標を見失っていた時に、何か大きな目標が欲しくて色々と職業を調べていました。その時にパイロットという職業に初めて触れ、その高いプロ意識や、誇りを持てる仕事であることに魅力を感じ、チャレンジしたいと思いました。そして、高いプロ意識を持ったパイロットを多く輩出している航空大学校を目指しました。

多くの先輩方がおっしゃっている通り、訓練は厳しいものです。その中で、自分の志や夢を見失いがちですが、初心を忘れず、自分を奮い立たせれば、自ずと道は開けます。そして訓練が厳しいことで、その達成感は尋常ではありません。その達成感を積み上げていくことで、パイロットとして、人間として一回りも二回りも大きくなることができます。　また、様々な土地で訓練を行えるのは航空大学校の長所だと思います。北海道や九州、東北の各地を飛び回ることができるのは、航空大学校の学生だけでしょう。

　航空大学校に入って一番よかったと感じるのは、同期に出会えたことです。同じ夢を持つ仲間が17人もいて、日々切磋琢磨することができます。辛い時も、楽しい時も共有できる同期の存在は本当に大きいと思います。一人では乗り越えられない壁も、同期となら乗り越えることができるでしょう。パイロットを目指している仲間は全国にたくさんいます。彼らに出会うためには、パイロットを目指し、航空大学校を受験することです。

休日は、訓練で溜まった疲れやストレスを解消するため同期と運動したり、温泉に出かけたり、街に飲みに行ったりします。その時、色々な土地の美味しい食べ物が食べられるので、それも休日の醍醐味だと思います。同期とコミュニケーションを取り、仲を深めることができるのも休日です。 　人それぞれ、過ごし方は違いますが、みんな休日はリラックスしています。日曜日になると打って変わって次の訓練の準備が始まり、寮内の雰囲気が一変します。

　目標はやはりエアラインの機長になり、日本の航空交通を担う存在になることです。安全運航を行い、高いプロ意識を持って、人々に夢や感動を与えられるようなパイロットになりたいと思います。航空大学校に入ったことで夢を叶えるチャンスができました。そのチャンスを生かせるように、さらに努力していきたいと思います。

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