随意契約等見直し計画
平成22年6月
独立行政法人航空大学校
1.随意契約等の見直し計画
(1)随意契約の見直し
平成20年度において、締結した随意契約等について点検・見直し
を行い、以下のとおり、新たな随意契約等の見直し計画を策定する。
今後、本計画に基づき、真にやむを得ないものを除き、速やかに一
般競争入札等に移行することとした。
|
平成20年度実績 |
見直し後 |
|||
件数 |
金額(千円) |
件数 |
金額(千円) |
||
競争性のある契約 |
( 78%) |
( 95%) |
( 91%) |
( 99%) |
|
54 |
1,461,279 |
63 |
1,521,146 |
||
|
競争入札 |
( 72%) |
( 94%) |
( 91%) |
( 99%) |
50 |
1,441,862 |
63 |
1,521,146 |
||
企画競争、公募等 |
( 6%) |
( 1%) |
( 0%) |
( 0%) |
|
4 |
19,418 |
0 |
0 |
||
競争性のない随意契約 |
( 22%) |
( 5%) |
( 9%) |
( 0%) |
|
15 |
75,895 |
6 |
16,028 |
||
合 計 |
(100%) |
(100%) |
(100%) |
(100%) |
|
69 |
1,537,174 |
69 |
1,537,174 |
(注1)見直し後の随意契約は、真にやむを得ないもの。
(注2)金額は、それぞれ四捨五入しているため合計が一致しない場合がある。
(2)一者応札・一者応募の見直し
平成20年度において、競争性のある契約のうち一者応札・一者
応募となった契約について点検・見直しを行い、以下のとおり、
契約の条件、契約手続き等を見直す必要があるものが見受けられた。
今後の調達については、競争性のない随意契約の削減に加え、これ
ら結果に留意、改善しつつ、契約手続きを進めることにより、一層
の競争性の確保に努める。
(平成20年度実績)
実 績 |
件数 |
金額(千円) |
|
競争性のある契約 |
54 |
1,461,279 |
|
|
うち一者応札・一者応募 |
( 46%) 25 |
( 83%) 1,216,269 |
(注)上段( %)は競争性のある契約に対する割合を示す。
(一者応札・一者応募案件の見直し状況)
見直し方法等 |
件数 |
金額(千円) |
|
契約方式を変更せず、条件等の見直しを実施(注1) |
( 20%) 5 |
( 1%) 10,646 |
|
|
仕様書の変更 |
0 |
0 |
参加条件の変更 |
1 |
1,797 |
|
公告期間の見直し |
5 |
10,646 |
|
その他 |
0 |
0 |
|
契約方式の見直し |
( 0%) 0 |
( 0%) 0 |
|
その他の見直し |
( 80%) 20 |
( 99%) 1,205,622 |
|
点検の結果、指摘事項がなかったもの |
( 0%) 0 |
( 0%) 0 |
(注1)内訳については、重複して見直しの可能性があるため一致しない場合がある。
(注2)金額は、それぞれ四捨五入しているため合計が一致しない場合がある。
(注3) 上段( %)は平成20年度の一者応札・一者応募となった案件に対する割合を示す。
2.随意契約等見直し計画の達成へ向けた具体的取り組み
(1)契約監視委員会等による定期的な契約の点検の実施
契約監視委員会等により、競争性のない随意契約、一者応札・一
者応募になった案件を中心に点検を実施。
(2)随意契約等の見直し
@ 複数年度契約の導入
ア 賃貸借契約及びそれに伴う維持管理に関する契約については、
現在の契約期間が終了後、複数年度契約の一般競争へ移行す
る。
イ 試験及び研究に関する契約については、個別に作成したマニ
ュアルをもとに複数年度契約の総合評価方式による一般競争
へ移行する。
(3)一者応札・一者応募の見直し
@ 仕様書の内容の見直し
仕様書に記載する業務等はできる限り具体的・明確に記載する。
A 入札参加・契約条件の見直し
ア 入札資格審査は、業務を履行する上で必要最低限のものとす
る。
イ 契約金額、期間等を考慮し、金銭的負担が大きいと判断され
る契約については、前金払いを活用し入札に参加しやすい環
境を整える。
ウ 履行開始時期が決まっている契約については、契約締結から
履行開始まで充分な期間を設ける。
(4)その他
随時、入札公告予定、件名、公告時期等をホームページ上に公表する。