VOICE
卒業生からのメッセージ
第54回生T期(ANA内定) 平田 隆史
航空大学校を選んだ理由
幼い頃からパイロットに憧れていて、実家が九州という事もあり航大の存在は早い時期から知っていました。実家の上空を飛行する航大機の姿を見て「これだ!」と思い受験を決意しました。
訓練について
帯広、宮崎、仙台とキャンパスが変わり、四季の変化を感じながらの訓練でした。私達のクラスは厳冬の帯広・仙台、真夏の宮崎を経験したので操縦技量以外にも天候の違いによる状況判断能力を養えたのではないかと思います。夏場は積乱雲の回避、冬場は降雪等による視程の悪さに苦労しましたが非常に良い経験になりました。教職員の方々の万全のサポートと地域の方々の暖かいご支援を受けて訓練を行えた事に大変感謝しています。
受験生へのメッセージ
航大生活は非常に密度の濃い2年間でした。楽しい事、壁にぶつかって悩む事も多々ありました。しかし、振り返ってみると「日々前進」している自分に気付きます。私が考えるパイロットの素質は特別なセンス等ではなく、空に対する熱い情熱を持ち続け、それを実現する努力が継続出来る事です。この熱い気持ちがあれば絶対に大丈夫です!熱い気持ちを胸に是非航大にチャレンジしてみて下さい。
休日の過ごし方
訓練が終わる金曜の夜から土曜にかけては完全に気持ちをオフに切り替え、街に出かけたり同期とお酒を飲んだりしてリフレッシュしました。お酒の席ではその週の反省点等をお互いにオープンな雰囲気で話す事で良い情報交換が出来ました。日曜は次の週の準備や勉強に充てましたが休日は適度なリラックスが大切だと思います。自然に恵まれたキャンパスが多いので、自然を満喫する機会も多かったです。
将来について
卒業という一つの節目を迎えましたが、航大で学んだエアマンシップを忘れることなく今後の目標に向かって「日々前進」していきたいです。これからの訓練でも壁にぶつかる事があるかと思いますが、そんな時は原点である航大を振り返り、熱い気持ちで乗り越えていきたいと思います。