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学生からのメッセージ

57回生V期(宮崎課程 修了)Mohamad Fakhrullah


航空大学校を受験した理由

小さい頃からパイロットに憧れ、母国でパイロットになろうと思いましたが試験を不合格しその夢への道が閉じられました。しかし、工学を学び大学3年時に日本の大学に編入するという留学プログラムに入り日本で留学する道が開かれました。工学を勉強しながら日本でもパイロットになる道を探し、その中で大学で同じ夢を持った同級生と知り合い航空大学校のことを紹介され、受験しようと思いました。日本に来てから1年しか経っていない自分は入試を合格する自信はありませんでしたが、たくさんの人々に支えられ合格することができました。夢を追いかけるときは一回失敗してもチャレンジし続ければこの世界のどこでもきっとその夢を叶うチャンスが来るという実感をしました。私にそのチャンスを与えてくれたのは航空大学校でした。

訓練について

訓練は他の先輩も言っているように非常に厳しいものです。前日の夜のイメージトレーニングと勉強や訓練当日の飛行前準備から飛行後ブリーフィングまで密度の濃い訓練時間を過ごします。睡眠と食事時間以外に、一日のほとんどの時間が訓練に使用されると言っても過言ではありません。しかし、どんなに厳しくても自分のやりたいことならば誰でも毎日やり続けると思います。ただ、体調を壊さないように自己管理も大事なので睡眠と食事をちゃんと取らないと効率的に訓練できないと思います。

受験生へのメッセージ

航空大学校の入試は倍率が高いと言われていますが是非挑戦して下さい。日本でも外国でもパイロットスクールはたくさんありますが、航空大学校は学費が比較的に安いだけでなく幅広い知識や経験の豊かなプロフェッショナルな教官達がいて、また宮崎、帯広、仙台という日本の様々な気象を体験できる場所にキャンパスがあり、パイロットになる道として航大はベストチョイスの一つと言えるでしょう。また、同期同士だけでなく先輩後輩の絆も強く、何か勉強とか生活の面で困ったことがあっても皆すぐ助け合うので、学生全体は一つの大きい家族みたいなものです。

休日の過ごし方

平日は訓練で忙しいので週末はリラックスタイムです。個人的に外へ出かけてお金を使うよりも寮の体育館でバドミントンやフットサル、部屋で映画鑑賞、テレビルームでゲーム等の寮内での過ごし方の方が好みです。たまには同期とカラオケに行ったり、外食したり、旅行も行ったりしてます。一番最近は宮崎フライト課程の最後のほうに同期皆と鹿児島旅行に行ってきました。休日は厳しい訓練のことを忘れて自分なりの過ごし方でリラックスするのは大事だと思います。もちろん勉強の予習・復習や次の訓練の準備も欠かさないようにしています。

将来について

ここまで来れたのは家族、友達、学校や大学の先生達、航大の仲間、先輩後輩、数多くの人々に支えられてきたおかげです。何年も知り合って深い関係を持つ人も、わずかの一日しか知り合ってなくてもすぐ助けてくれた人も、私の夢を叶えてくれるようにたくさんの力を貸してくれる優しい人達が回りにずっといました。この人達がいるからこそ、こんなに自分もできないと思ったことができるようになったので、将来についてどうしたいかというと、この人達の力を無駄にならないよう目の前にあるやるべきことを一つ一つ確実にやり、常にベストを尽くし、エアーラインの機長という目標に向かっていきたいと思います。



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